普段私たちは、自分の骨がどのようになっているのか
なぜ骨が必要なのかを考えることはないと思います。
ここの項目では、骨はどのような構造になっていて、
からだにとってどのような役割を
担っているのかを紹介したいと思います。
今まで気にしなかった骨の形などを見ていってください。
普段私たちは、自分の骨がどのようになっているのか
なぜ骨が必要なのかを考えることはないと思います。
ここの項目では、骨はどのような構造になっていて、
からだにとってどのような役割を
担っているのかを紹介したいと思います。
今まで気にしなかった骨の形などを見ていってください。
寛骨は骨盤の前と側壁の厚い板状の大きな骨です。
形は中央部がくびれていて、上と下が広がっているために扇状の形となっています。見た目としては8の字のようになっています。
外側面の中央には大きな半球状の深い陥凹があります。これを寛骨臼といいます。寛骨臼の関節面には半月の形のようになっているため月状面ともよばれています。
この寛骨臼の役割は、大腿骨の上方にある大腿骨頭を納めることです。
寛骨臼の側面下方には大きな孔が空いていますが、これを閉鎖孔といいます。この閉鎖孔からは、血管や神経が通っています。
寛骨の上方は扇状に拡がっていますが、これを腸骨翼といいます。腸骨翼の上縁は腸骨稜といいます。腸骨翼や腸骨稜には、歩くためにはとても重要な筋肉が付着しています。